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Linear Vibration
リニアバイブレーション
■ リニアバイブレーションの原理と特長
リニアバイブレーション溶着は、二種類の溶着部材の接合界面で発生する摩擦熱を利用して、樹脂を溶融させて溶着する方法です。熱エネルギーを得るには、部材に圧力がかかった状態で、片方の部材を一定の周波数と振幅で振動させます。溶着に必要な溶融量が溶け出すと、振動は停止します。溶着箇所は一瞬のうちに凝固し結合する仕組みになっています。
■ 基本構造
■ 中型振動溶着機 M724H
動作シーケンス
1
ワークセット
2
サイクルスタート
3
ドア閉
4
リフトテーブル上昇
5
ワーククランプ
6
発振開始 (時間・寸法)
7
冷却
8
リフトテーブル下降
9
ドア開
10
ワーク取り出し
■ LPVWの概要
インスツルメントパネルの溶着および、バンパーやドアトリムなどの大型部品の溶着組立に適しています。ソリがある部品でも、LPVWで溶着すると形状が補正されます。また、剛性のない部品であっても、溶着後は剛性を確保することが可能です。周波数は100Hzで,
振動振幅は 2.0 mm 〜4.0 mm にて作動します。
■ 装置概観
モデル R1131J (M2913相当) 概観
右側に制御板、左側に油圧ポンプがあります。
■ LPVWの特徴
・周波数が低いと振動加速度も低くなり、ドライブ側に取り付けられた振動治具の構造が多少複雑な場合も、無理なく共振させることができます。また、ドライブヘッド(スプリング)をより大きく設計できるため、大型部品の溶着が可能になります。
・ワーク寸法に多少バラツキがあり、治具との隙間が多い場合でも、振幅が大きいので溶着強度を確保することができます。溶着強度を均一にするためには、寸法のバラツキを考慮した溶着デザインおよび治具設計が必要になります。
■ バリエーション
溶着面積概算
ワークサイズ
ドライブ側治具重量
M2790
300 cm2
1500 mm
90 kg
M2913
450 cm2
1700 mm
130 kg
M5700
600 cm2
2000 mm
180 kg
■ MicroVW の概要
リニアバイブレーションの小型高性能モデル。240Hzで作動し、テーブルはエアーシリンダー駆動です。ドライブ側フィクスチャーの基準重量は2.3kg。最大で、幅200mm奥行200mm
のワークがセット可能です。
■ MIcroVW の外観
■ 特長
Micro VW には次のような特長があります。
・PP/PA/PEなどの結晶性樹脂の気密溶着に効果的
・寸法制御(WDC) が標準装備
・タッチパネル
・小型 - - - 1010mm幅 x 1600mm高さ x 860mm奥行
・軽量 - - - 300kg
■ ムービー