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■ VW フィクスチャー の概要
バイブレーションウエルダの治具をフィクスチャーと言います。超音波溶着の治具と設計概念が大きく異なります。横方向(水平)にパーツを振動させるため、ガタが無く且つこの振動のパワーに耐えるような強力な治具構造が必要です。アッパーフィクスチャーとロワーフィクスチャーでセットになります。標準的なバイブレーションウエルダは、上側がドライブ側となり、アッパーフィクスチャーを取り付けます。ロワーフィクスチャーはテーブルプラテンに取り付けます。重要なポイントとして、アッパーフィクスチャーが適切な重量である事と、共振体となるので、バランスの取れた重量配分である事です。
■ 3D Design

■ フィクスチャー(小型部品用)
アッパーフィクスチャーは、このようにシンプルに設計します。

ロワーフィクスチャーは、比較的複雑な構造になります。

■ CAD
治工具設計製作にあたり、成形品や印刷された図面などをご送付いただく代わりに、CAD図面を弊社設計部に電子ファイルでいただく方法が一般化しつつあります。最近では、ネットワーク通信速度の高速化に伴いインターネット経由でのデータ受け渡しも容易になりつつあります。
以下のような多種類のCADアプリケーションが存在し、それぞれが独自のファイルフォーマットを持っています。
・ CATIA
・ Solid Works
・ SolidView Pro
・ One Space Designer
・ CADRA
・ Pro-E
・ AutoCad
・ ME 10
一般的に中間フォーマットに変換しデータの受け渡しを行います。
3次元データの中間フォーマットとして
・ STEP AP203
・ Parasolid (Version 11)
2次元データの中間フォーマットとして
・ DXF
・ DWG
などが汎用フォーマットとなっています。

CATIA にてVW治具設計
3D CAD 図面から治工具を設計製作する利点は多く、正確な相対位置を確認できることで、溶着箇所の位置確認や可動部分の干渉を防止することができます。また、治工具の重量バランスのレベルをCAD上でチェックできるのも利点です。最終的に、NCデータに変換しNC加工機で加工するため、加工ミスも防止できます。
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